牙狼の魅力を語りまくる!!

牙狼について話していきましょう!!

牙狼-GARO- ~蒼哭ノ魔竜~

冴島鋼牙編 外伝

前作MAKAISENNKIから正式に続いているが牙狼シリーズ劇場作品2作目となる今作、それがこの『牙狼-GARO- ~蒼哭ノ魔竜~』となっています。この話は前作の結末からの正式な続編となっており、シグマとの壮絶な最終決戦ののちにカオルとの別れを告げてガシャリとの契約を果たすために、約束の地での鋼牙の話となっています。また、この話を最後にして冴島鋼牙を主役として牙狼シリーズは幕を閉じることとなり、後に続く続編と繋がっていくことになります。

なんと言いますか、ここまで独創的な展開を繰り広げる雨宮監督は本当に凄いと感じる。続編ということになると、どこかマンネリ化した話になってしまうのが常ではあるが、そんな空きを感じさせないような斬新な展開には目を見張るものがあります。商業作品というのはどうしても利益重視の世界であるため、原作を監修している作者本人の意思を無視した制作が行われているのも事実です。そのために製作会社や出版社とトラブルになっている例がいくつも存在しています。そういったケースを考慮してもこの牙狼シリーズは作者本人の構成がそのまま生かされていると判断できます。それもこれも作り出した本人が製作の現場に直接関わっていることで可能としている、視聴者が求めている展開を実現できている作品ということにもなります。そうでなければこう何作品も続編が創られる事は無いですからね。

特撮シリーズとして登場して瞬く間に代表作として君臨している牙狼の展開は今後も見逃すことは出来ないでしょう。

あらすじ

ではここから、この第2段劇場作品のあらすじを紹介して行きましょう。

シグマとの最終決戦を制し、全ての魔戒騎士と人という存在を救った黄金騎士ガロの称号を持つ冴島鋼牙は、まさしく救世主そのものになった。しかしその奇跡を実現するために、彼は大いなる力である『ガシャリ』との契約を果たすという代償を背負うことになるのだった。そして鋼牙は全ての戦いが終わった後、ガシャリとの契約にのっとって、生きて変える保証もない『約束の地』へと赴いて、そこにある最強の武器『嘆きの牙』を入手することを目的に旅立っていくのだった。愛する人との別れ、そして住み慣れた場所からの旅立ちをして、鋼牙は覚悟を決めることになった。

鋼牙は約束の地へと遂に降り立ち、これから新たな旅が始まろうとしていたときだった。着いた折に気を失ってしまった鋼牙が意識を取り戻したときに自身の身にある違和感があった。それは彼が今まで歴戦を駆け抜けていた武器である魔戒剣を始め、愛用していた白い魔法衣、さらには唯一無二のパートナーでもある魔導輪ザルバを失っていることに気付く。どこを探しても見つからない鋼牙であったが、ぼうっと立ち尽くしていても仕方がないとして先を進むことにした。そんな鋼牙の前に、この約束の地を支配しているジュダムに供物として捧げられようとしているメルという少女が現れる。成り行きでメルを救った鋼牙は彼女から、この約束の地が『モノ』の世界であることを聞かされるのだった。そしてメルと共に先を進んでいく鋼牙に待ち構えていたのは予想を覆す敵たちだった。そしてその試練をこなしていく中で、魔導輪・魔戒剣・そして魔法衣を取り戻していくことになり、支配者であるジュダムとの決戦を繰り広げる。その戦いの際、嘆きの牙という存在が何なのかを理解した鋼牙は、全ての戦いに終止符を打ち、そして嘆きの牙を無事手にして元の世界へと帰還するのだった。

帰還した鋼牙は、後に海岸で零と再会を果たしてその場でどちらが強いのかを確かめるために生身での決闘に挑む。二人の戦いが終わらないように、魔戒騎士たちの戦いはこれからも続いていくのであった。

主要登場人物

次に登場人物について紹介していこう。

冴島鋼牙

今作品の主人公。前作のシグマ・ギャノン戦を制したことでガシャリとの約束を果たすために約束の地へと降り立つ。魔戒剣や魔導輪など、自らの戦闘道具を失ってしまうが、約束後に存在している化け物たちに劣らない戦闘力を誇る。

ガシャリが探すように命じた『嘆きの牙』そのものであり、鋼牙の存在こそこの世界における救世主そのものとして定義しており、そしてそんな鋼牙がこれまで戦ってこれたのも彼の周りを取り巻く人々があってこそだということを知らせるためであった。

約束の地での使命を全うした鋼牙は無事帰還し、再会した零と共にどちらが強いのかと競うために決闘を繰り広げるのであった。

魔導輪 ザルバ

鋼牙のパートナー。今作では約束の地に降り立ったことで鋼牙から放され、約束の地では知恵の祠の番人をしている『知恵ノ剣士』として登場して、鋼牙に襲い掛かるも、戦闘に勝利したことで記憶と元の姿を取り戻したことで再度共に先に進むことになる。

メル

約束の地の支配者、ジュダムの供物にされそうになっていた少女。成り行きで鋼牙に救われたことで共に行動することになる。

その正体は鋼牙が烈花から貰った魔界魚のカオルが具現化したものとなっている。全ての戦いが終了した後に、鋼牙の元へ帰り共に帰還するのだった。

白ノ鳥

約束の地に現れた純白の羽を持った美しいものであり、その正体は約束の地に降り立ったことで姿を変えていた魔法衣そのもの。

取り戻したが、魔戒剣をその手に入手しない限りは元に戻らないことが判明して、一時期その鳥のまま鋼牙と共に同行することになる。剣が戻った後は、再び白い魔法衣に戻って鋼牙の身を守ることになる。

赤ノ犬

鋼牙の前に立ちはだかった赤い犬のようなモノで、その正体は牙狼剣が変化したものだった。持ち主である鋼牙と激しい戦闘を繰り広げることになるが、鋼牙との戦闘で敗北を喫して、再び鋼牙の手の中に収まるのであった。

ジュダム

約束の地を支配している女帝。人間の女性を思わせる容姿を持っており、その性格は非常に狡猾で、自らが美しいと思ったものを渇望し、それらを収集することを目的としている。鋼牙と魔法衣もその美しさから手に入れようとしていた。

魔竜を呼び出して融合を果たすことで完全な人という存在になることで、人間界へと赴いて全てを破壊しようと目論んでいた。しかしその企みは全てを取り戻した鋼牙によって阻まれ、その命を絶たれることになるのだった。